〔NY金〕3日続伸、4202.30ドル(1日)
2026年10月1日
【ニューヨーク時事】1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、早期の米追加利上げ観測の後退を手掛かりとした買いが入り、3営業日続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比15.60ドル(0.37%)高の1オンス=4202.30ドル。
米商務省が前日発表した8月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.4上昇し、市場予想(3.7%上昇)を下回った。7月の伸び率も0.3ポイント下方修正され、米連邦準備制度理事会(FRB)が10月に連続利上げに動くとの観測が後退。この日は、S&Pグローバルと米サプライ管理協会(ISM)がそれぞれ9月の製造業購買担当者景況指数(PMI)を発表したが、年内あと1回利上げの市場想定は変わらず、引き続き金相場の支えとなった。
ただ、世界的な債券売りの流れは止まらず、米長期金利の指標である10年債利回りは未明に一時5.34%台と、2002年以来の高水準を記録。高金利のドルが買われやすく、利息が付かない上、海外勢にとって割高となった金は上値を抑えられた。
翌2日に発表される9月の米雇用統計を前に、ロイター通信が実施したアナリスト調査によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比9万人増と、8月の16万2000人増から伸びが鈍化、失業率は4.1%と横ばいが見込まれている。雇用情勢の堅調さが示されれば、心理的な節目の4000ドルを試す可能性があるとの指摘も聞かれた。
[時事通信社]
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