〔NY金〕続落、4156.80ドル(5日)
2026年10月5日
【ニューヨーク時事】週明け5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、米長期金利の上昇や対ユーロでのドル高が相場の重しとなり、続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前週末比5.50ドル(0.13%)安の1オンス=4156.80ドル。中心限月の清算値ベースでは前営業日に続き、8月上旬以来約2カ月ぶりの安値水準となった。
前週末に発表された9月の米雇用統計で労働市場の軟化が示唆されたことを受け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に追加利上げを行うとの観測が後退。金利を生まない資産である金の相場を下支え、取引前半の相場はおおむね堅調に推移していた。
ただ、この日は米長期金利の指標である10年利回りが上昇。対ユーロでドルも上昇し、ドル建てで取引される商品の割高感が意識され、取引後半にかけて売りに押された。
一方、FRBが7日に公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月15、16日開催分)から今後の金融政策の方向性の手掛かりを得たいとの思惑も強く、様子見ムードも漂っていた。
米サプライ管理協会(ISM)が午前発表した9月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は54.9となり、前月から0.5ポイント低下。市場予想(ロイター通信調べ)の55.0を下回った。市場への反応は限定的だった。
ロイター通信によると、貴金属コンサルタント会社メタルズ・フォーカスは、金相場が2027年に過去最高値を更新すると予想した上で、27年の金価格は平均5330ドルになるとの見通しを示した。
[時事通信]
[時事通信]
その他のニュース
